「情熱が大事だぜ」っていう話
「書いてへんやろ?エピソードを。俺書くで。」
ーー兵頭大樹(矢野・兵頭)
[Track.1] 好きなこと、何ですか?
この質問に、あなたは100%嘘がない答えを返すことが出来るでしょうか。
僕は幼稚園入園までは、アウトドアが好きな両親に色々な場所に連れて行ってもらっては、常に動き回っていた子どもでした。移動距離も消費カロリーも自分史上でぶっちぎり一番動いていた時期だと思います。
入園後もワクワクして落ち着きがなく、園庭では上半身裸で友達と鬼ごっこしてたような野生児でした。
今の根暗な性格からは信じられないですが、写真やホームビデオで観ると自分はそんな活発なキャラクターだったみたいです(ちょっと認めたくない)。
その後も、東京の高尾山を走って登頂したり、長野の上高地での2~3泊のタフなキャンプに参加したり、北海道でキャンプの啓蒙を生業にしている伯父にくっついて行ってはよくアウトドアを満喫していました(ここら辺の記憶はうっすら残ってる)。
こんな調子で、小さい頃の僕の頭は、自然の中を走り回ることでいっぱいでした。
そこに何の疑問もあるはずもありません。
「自然の中で遊ぶことが一番好きです。」
小さい頃の自分に冒頭のインタビューをしたらこれで終わっていたはず。
改めて今の自分にインタビューしてみましょう。
「好きなことは何ですか?」
「………。」
[Track.2] 「弾き狂え」
お察しのとおり、大人になってしまった僕にとって、こんな難しい質問はないことに気づかされるわけです。
質問を受け、僕の脳内では勝手に面接が始まります。
面接官A「好きってことは、他の誰よりも優れているわけですね?」
面接官B「本当に好きなのでしょうか?本当に一番ですか?」
面接官C「そもそも本当に好きなんでしょうか?」
もちろん返事につまります。
「本当はどうなんだ?」
「というか好きってなんだ?」
思考が行き着く先はこうです。
「好きじゃないとしたら、これが好きだと思っていた自分は何者なんだ?」
「そもそも、こんなことで悩む自分はおかしいんじゃないか?」
はい。ぶっちゃけ、最近まではここで止まっていました。
悩んでる自分ってダメだなーみたいな退廃的感覚。
もういいやーみたいな諦め。
全然突破できない焦燥感。
はぁぁぁ………。
でも、ある言葉がきっかけで、
僕はこのスパイラルから抜け出すことができました。
それが、こちらです。
「弾き狂え」
ーー原昌和 (the band apart)
高校時代から敬愛しているバンド"the band apart"の原さんですね。
グッドモーニングアメリカのベーシスト「タナシン」のYouTubeチャンネルに彼が出演した際の言葉です。努力しても頭ひとつ抜けない後輩ベーシストたなしんの悩みに対して放ったこの言葉は、僕の中にある種の閃きをもたらしました。
この言葉から得たことは、以下の二つです。
- 全ての源泉は圧倒的な「情熱」にあるということ。
- 「情熱」をもってやったことは間違いなく好きだと言えるということ。
原始的で当たり前のはずの「情熱」こそ、
本当に好きかどうかという議論を無意味なものに変え、
自分の好きなことに集中させてくれることなんだと気づいたのです。
だから、好きなことが分からなくなったら、
まずは立ち止まって好きなことを探してみましょう。
で、少しでも好きなことが見つかったら、狂ったようにやってみる。
はまらなかったら別の何かを探せばいい。
そうやってはまったものが本当に好きなことになる。
計画性も誰かより優れていることも必要もない。
自分の適性とかキャラクターとか考えなくていい。
大切なのはバカみたいに正直な気持ちです。
とにかく自由に行きましょう!
[Bonus] 考える前に動いてみました。
ここまで読んで頂いた方へ。
読んで頂きありがとうございます。
このブログはブログを続けることを目的としています。
体裁とか適当なところがありますが悪しからず。
あと、ちょいちょい寒いボケを挟みますが許してください。
最近は芸人さんがYouTubeに進出していますよね。
赤裸々な自分語りがあって面白いと思います。
有名な人でも自分と変わらない悩みがあって真剣に悩んでる。
それでそれを公開している…なんか感動しています。
お金を稼ぐうえでは尖ることも大事だったりしますが、僕は隙あらば戦闘モードに入りやすい性格なので、あまり肩肘張らずに行けたらいいなと思います。
特に自分はザコキャラであることを認めたくないところがあるので、こうしてまとまった文にして公開してしまえ~と思ったのも、ブログを書く理由になっています。
書くと長くなるので、今日はここまで。
次回もお願いします!!